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J-GLOBAL ID：200902221695222619   整理番号：08A0378114

発信元情報を適用したベイジアンスパムフィルタ方式の提案

Proposal of a Bayesian Spam Filter Method by Applying Originator Information

著者 (3件)： 伊藤朋哉 (中央大 大学院理工学研究科) ,  寺田真敏 (中央大 研究開発機構) ,  土居範久 (中央大 大学院理工学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 21(DPS-134 CSEC-40)  ページ： 285-290  発行年： 2008年03月06日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今日,電子メールの普及とともに,営利目的のメールを大量配信するスパムメールが社会問題となっている。技術的な対策のひとつであるベイジアンフィルタはメール本文の単語の特徴に対して有効であるが,スパムメール送信者により回避のための細工がおこなわれていることも多い。そこで本稿では,ベイジアンフィルタの判定を補完する方法として,送信元の情報から踏み台にされているサーバが送信元となっているなどといったスパムメールに特徴的な傾向をベイジアンフィルタに学習させ,スパムメール判定に利用する手法を提案する。提案手法のシステムを実装し,筆者が実際に受信したメールを利用した評価の結果から提案手法の有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *電子メール ,  *コンピュータセキュリティ ,  *フィルタ ,  Bayes推定 ,  *機械学習 ,  実装設計 ,  システム評価 ,  番地指定方式 ,  IPアドレス ,  *迷惑メール
準シソーラス用語： *Bayesフィルタ ,  スパムフィルタ ,  *スパムメール

分類 (3件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  データ保護  (JD01020V) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (6件)：

• MessageLabs Intelligence. 2007 Annual SecurityReport. http://www.messagelabs.com/mlireport/MLI_2007_Annual_Security_Report.pdf. 2007
• A Plan for Spam. http://www.paulgraham.com/spam.html
• Simple Mail Transfer Protocol. RFC2821. 1869
• Sender Policy Framework. RFC4408. 2006
• 日本レジストリサービス. http://jprs.jp

タイトルに関連する用語 (2件)： 発信元情報 ,  提案