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J-GLOBAL ID:200902221729224403   整理番号:09A0441613

下りリンクOFDM利用広帯域無線アクセスに対する空間と経路ダイバーシチを考慮したハイブリッドARQにおける時間ダイバーシチ効果の実験による評価

Experimental Evaluation of Time Diversity Effect in Hybrid ARQ Considering Space and Path Diversity for Downlink OFDM-Based Broadband Radio Access
著者 (5件):
資料名:
巻: E92-B  号:ページ: 1516-1526  発行年: 2009年05月01日 
JST資料番号: L1369A  ISSN: 0916-8516  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,下りリンク広帯域多経路フェージングチャネルにおける,直交周波数分割多重化(OFDM)利用パケット無線アクセスに対する,空間と経路ダイバーシチ方式における軟合成を伴うハイブリッド自動再送要求(HARQ)により得られる時間ダイバーシチ効果の実験による評価を述べる。HARQの効果を,フェージングシミュレータを用いた実験室実験と東京に近い横須賀の市街地で行った現場実験により解析する。実験結果の妥当性を,HARQにおける時間ダイバーシチ利得の数値解析を利用して確認した後に,固定変調通信路符号化方式(MCS)に対する実験結果により,HARQにより得られる時間ダイバーシチは,必要な受信信号対干渉プラス雑音電力比(SINR)を,送信数Kを最大10へ増加するのに対応して低減するのに有効であることを示す。これはダイバーシチ効果が,2分岐アンテナダイバーシチ受信と,実際のフェージングチャネルで観察される12よりも多い多経路の数を使用する経路ダイバーシチにより得られる場合でさへ当てはまる。一方で,空間と経路ダイバーシチに関連して適応変調通信路符号化(AMC)方式と組合せた使用において,時間ダイバーシチにより得られる利得はHARQにおける最大数の送信,すなわちChase合成ではK’=4,増分冗長性ではK’=2でほぼ飽和するが,これは時間ダイバーシチにより得られる残留パケット誤り率(PER)は,AMCにおける最適MCSの適切な選択から生じる初期パケット送信においてPERが低いために小さくなるためである。しかし実験結果は,アンテナダイバーシチ受信に関連する軟合成を伴うHARQにおける時間ダイバーシチは,十分な経路ダイバーシチを伴う広帯域多経路チャネルにおいてさへスループットの改善に効果的であることを説明する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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移動通信  ,  電話・データ通信・交換一般 
引用文献 (17件):
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