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J-GLOBAL ID：200902221767717596   整理番号：09A1018003

スピン-軌道磁場による強磁性材料における可逆的磁化制御の証拠

Evidence for reversible control of magnetization in a ferromagnetic material by means of spin-orbit magnetic field

著者 (6件)： CHERNYSHOV Alexandr (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  OVERBY Mason (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  LIU Xinyu (Univ. Notre Dame, Indiana, USA) ,  FURDYNA Jacek K. (Univ. Notre Dame, Indiana, USA) ,  LYANDA-GELLER Yuli (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  ROKHINSON Leonid P. (Purdue Univ., Indiana, USA)
資料名： Nature Physics  (Nature Physics)
巻： 5  号： 9  ページ： 656-659  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： W2060A  ISSN： 1745-2473  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピン-軌道により生成される磁場と磁気モーメント間の相互作用を研究するために,GaAsに似た閃亜鉛鉱型結晶構造をもつp型強磁性半導体(Ga,Mn)Asを選んだ。この材料における強磁性相互作用はキャリアーにより媒介される。本レターでは,強磁性を操作するためにスピン-軌道により生成される分極を用いた。異なるMn濃度をもつ(Ga,Mn)Asウェーファーから作製した二つの試料に関する測定を報告する。強い外部磁場の存在下では強磁性島の磁化は場により整列される。弱い磁場の場合は磁化の方向は主として磁気異方性により決定される。微小場を試料平面において回転すると,磁化は場の方向に最も近い容易軸に沿って再整列される。磁化の方向を可逆的に操作するためには電流により誘起される有効スピン-軌道場が十分であることを証明した。

シソーラス用語： スピン-軌道相互作用 ,  *強磁性体 ,  閃亜鉛鉱型結晶 ,  P型半導体 ,  *磁性半導体 ,  *ヒ化物 ,  *ガリウム化合物 ,  *マンガン化合物 ,  性質 ,  制御 ,  *磁化特性 ,  可逆性
準シソーラス用語： 磁化制御

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (6件)： スピン ,  軌道 ,  磁場 ,  強磁性 ,  磁化 ,  証拠