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J-GLOBAL ID：200902221802666088   整理番号：08A0249374

酸化チタンナノチューブアレイの結晶化と相転移

Crystallization and Phase Transition of Titanium Oxide Nanotube Arrays

著者 (3件)： YANG Yang (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Xiaohui (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  LI Longtu (Tsinghua Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 91  号： 2  ページ： 632-635  発行年： 2008年02月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ結晶TiO₂はガスセンサ,太陽電池,光触媒等として利用されており,ナノチューブ構造は比表面積が高いためその形成は魅力的である。本稿では,TiO₂ナノチューブアレイ(>4μm長)をTi箔上に陽極処理により形成し,空気中の仮焼による結晶化挙動をFE-SEM,TEM,XRDで検討した。無定形相からアナターゼ相への転移は300°Cで起き,アナターゼ相は選択的に(004)配向した。ルチル相への転移は550°Cで起きた。初めにナノチューブ-基板界面で結晶核が形成し,仮焼温度の上昇と共にナノチューブに沿って結晶成長が進行した。これに伴いナノチューブの長さが減り,ルチル厚膜が成長した。800°Cでアナターゼ-ルチル相転移を終えた時,ルチル厚膜は7μmまでに成長し,ナノチューブが消失した。

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *ナノチューブ ,  円管群 ,  結晶化 ,  相転移 ,  *微細構造 ,  結晶構造 ,  陽極酸化処理 ,  か焼 ,  金属箔 ,  チタン ,  アナターゼ型結晶 ,  転移温度 ,  ルチル型結晶 ,  結晶成長 ,  核形成 ,  厚膜 ,  走査電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  電界放出型走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： チューブアレイ ,  FE-SEM

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  固体デバイス材料  (NC03020K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸化チタンナノチューブアレイ ,  結晶化 ,  相転移