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J-GLOBAL ID：200902221825314359   整理番号：09A1208840

産業界における有機フッ素化合物PFOSの利用状況と規制対応動向

A SAMPLE SURVEY ON THE TRENDS OF THE USAGE AND COMPLYING WITH CONTROL OF PFOS IN BUSINESS COMMUNITY

著者 (2件)： 内海秀樹 (京大 大学院地球環境学堂) ,  山崎貴裕 (パシフィックコンサルタンツ)
資料名： 環境システム研究論文集  (土木学会論文集 G(環境))
巻： 37  ページ： 175-181  発行年： 2009年10月24日 
JST資料番号： Y0732B  ISSN： 1345-9597  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学物質は開発や申請段階で有害性を認識しないため各種の製品に利用するが,毒性試験データの蓄積で有害性を認識した化合物も多い。PFOS系有機フッ素化合物は半導体や撥水剤など各種用途に汎用するが,近年は毒性や残留性リスクを経済産業省や環境省も認識する。法規制は各種の産業界に何らかの影響を及ぼすため,半導体や界面活性剤,フッ素樹脂,泡消火剤,表面処理工業で利用状況や規制対応状況を調査した。623社を対象にアンケート調査し,回答率は148社の23.7%,有効回答率は146社の23.4%であった。回答社の約6割が法規制を認識したのは2006年~2007年のストックホルム条約が規制対象品目に指定した段階であり,利用状況の特定や代替品の開発で負担が大きかった。

シソーラス用語： *脂肪族フッ素化合物 ,  化学物質 ,  *法規制 ,  法令遵守 ,  社会的責任 ,  意識調査 ,  アンケート ,  質問分析 ,  有機化学工業 ,  半導体工業 ,  プラスチック工業 ,  界面活性剤 ,  フッ素樹脂 ,  泡消火剤 ,  有害物質 ,  市場調査 ,  スルホン酸
準シソーラス用語： 企業の社会的責任

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： PFOS

引用文献 (6件)：

• 藤井 滋穂: 環境工学分野のフロンティア-有機フッ素化合物汚染への挑戦-, pp. 222-227, 環境衛生工学研究. 2006
• 環境省: 化学物質の環境リスク評価 第6巻ぺルフルオロオクタンスルホン酸及びその塩, http://www.env.go.jp/chemi/report/h19-03/pdf/chpt1/1-2-2-19.pdf.2008
• the Swedish Chemicals Inspectorate (KemI): Proposal for listing Perfluorooctane sulfonate (PFOS) in Annex A of the Stockholm Convention on Persistent Organic Pollutants, http://wvw.pops.int/documents/meetings/cop_1/chenilisting/sweden/Proposal_for_listing_PFOS.pdf
• EUROPEAN PARLIAMENT AND COUNCIL: DIRECTIVE 2006/122/EC, http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/site/en/oj/2006/l_372/l_37220061227en00320034.pdf
• USEPA: Perfluoroctyl Sulfonates; Proposed Significant New Use Rule, Federal Resister, Vol.65, No.202, 2000

タイトルに関連する用語 (6件)： 産業界 ,  有機フッ素化合物 ,  PFOS ,  利用状況 ,  規制 ,  動向