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J-GLOBAL ID：200902222006157640   整理番号：09A0525266

マイクロ波加熱したFe₃O₄のミクロ/ナノ組織観察

Micro/nanostructure observation of microwave-heated Fe₃O₄

著者 (5件)： YOSHIKAWA Noboru (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  CAO Ziping (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  LOUZGUIN Dmitri (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  XIE Guoqiang (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  TANIGUCHI Shoji (Tohoku Univ., Miyagi, JPN)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 24  号： 5  ページ： 1741-1747  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ波(MW)プロセスは高速反応と高速焼結能を有し,また,MW吸収能の異なる混合物を選択的に加熱することも可能である。近年,MW加熱によりXRDピーク強度が小さくなる,脱結晶化現象が報告されているがその詳細は明らかでない。本研究では,粒径が数ミクロンのFe₃O₄粉末を試料として用い,磁場中で2.45GHzのMW加熱を行い,XRD,TEMにより構造変化を調べた。XRD測定の結果,1000°C以上で加熱した試料の表面はガラス状で,XRDピーク強度は減少した。また,FeOの形成も観察された。また,TEM観察から非晶質相の存在も確認された。Fe-O系状態図を基に,観察された相変化および非晶質形成機構について考察を行った。

シソーラス用語： *酸化鉄 ,  微粒子 ,  *マイクロ波加熱 ,  *微細構造 ,  *ナノ構造 ,  *アモルファス化 ,  相転移 ,  X線回折

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： マイクロ波加熱 ,  ナノ組織 ,  観察