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J-GLOBAL ID:200902222294350998   整理番号:09A0699048

モルヒネはCD3+T細胞におけるDNA損傷及びP53活性化を誘導する

Morphine induces DNA damage and P53 activation in CD3+ T cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 1790  号:ページ: 793-799  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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モルヒネは免疫系の機能に影響することが示されているが,正確なメカニズムは解明されていない。この研究において,ヒトCD3+T細胞に及ぼすモルヒネの直接的影響の解析によりモルヒネ誘導免疫抑制のメカニズムを明らかにした。方法:CD3+T細胞で発現するオピエート受容体に及ぼすモルヒネの作用によりアップレギュレートされる遺伝子を同定するために,ナロキソンの有/無においてモルヒネで処理したヒトCD3+T細胞の総RNAの使用により,PCR選択cDNAサブトラクションを実施した。結果:p53遺伝子及び損傷特異的DNA結合蛋白質2(ddb2)遺伝子は,モルヒネによりナロキソン感受性様式でアップレギュレートされることを示した。さらに,これらの結果から,非プリン-非ピリミジン部位カウントアッセイ及びP53蛋白質/Ser15のリン酸化により定量されたDNA損傷は,CD3+T細胞においてモルヒネによりナロキソン感受性様式で誘導されることを示した。全般的趣旨:オピエート受容体ファミリーにおいて,κオピエート受容体遺伝子のみがCD3+T細胞において発現することが示されることから,この研究において,モルヒネはP53仲介細胞情報伝達の活性化により免疫抑制を誘導するκオピエート受容体の作用を通してDNA損傷を誘導することを示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究  ,  免疫反応一般 

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