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J-GLOBAL ID:200902222305266005   整理番号:09A0737408

三倍体のセンノウ(Lychnis senno Siebold et Zucc.,ナデシコ科)とLychnis属の関連種の間の種間交雑

Interspecific hybridization between triploid Senno (Lychnis senno Siebold et Zucc., Caryophyllaceae) and allied taxa of the genus Lychnis
著者 (7件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 301-305 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本の伝統的観賞植物であるセンノウ(Lychnis senno,ナデシコ科)は中国から導入されたもので,日本で見られる系統はすべて2n=3x=36の三倍体である。三倍体のセンノウとLychnis属の関連種,L.kiusiana(2n=24),L.miqueliana(2n=24),L.miqueliana f.albescens(2n=24),L.chalcedonica(2n=24),L.wilfordii(2n=24),L.sieboldii(2n=24),およびL.coronata(2n=24)の間の手作業による受粉が行われた。受粉後17~42日の未熟種子が6-ベンジルアデニンを含むかまたは含まない2分の1濃度のMurashigeおよびSkoogの培地で培養された。大半の交雑組合せで未熟種子が得られたが,種子発芽は3つの交雑組合せ,L.senno×L.kiusiana,L.kiusiana×L.sennno,およびL.senno×L.sieboldiiでのみ観察された。L.sennoとL.kiusianaの間の正逆交雑に由来する実生は異常なモルフォロジーまたはクロロフィル欠乏,黄子を示した。L.senno×L.sieboldiiに由来する実生も異常なモルフォロジーまたはクロロフィル欠乏を示したが,1本の実生は緑色の小植物に育った。これらの実生の雑種性は無作為増幅多形DNA分析によって確かめられた。L.sennoとL.sieboldiiの間の種間雑種の小植物の染色体数は2n=32と決定された。この研究は三倍体のセンノウを種間交雑による育種に用いることの可能性と,Lychnis属の種間雑種の作成のための未熟種子の培養の有効性を示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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花き・花木  ,  作物の品種改良 
引用文献 (24件):
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