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J-GLOBAL ID：200902222329040750   整理番号：08A0989260

実規模電磁界解析のための数値計算技術

Advanced computational techniques for practical electromagnetic field analysis

資料名： 電気学会技術報告
号： 1129  ページ： 107P  発行年： 2008年09月10日 
JST資料番号： S0378A  ISSN： 0919-9195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,数値電磁界解析技術が目覚しい進歩を遂げている一方で,設計対象や解析対象がますます複雑化,多次元化,大規模化し,計算時間のさらなる短縮化,高精度化が要求されている。本報告は,様々な数値解析技術の実規模問題への適用時に発生する課題を整理すると同時に,電磁界数値解析技術のさらなる深度化を目指し,以下の項目について調査を行った結果をまとめたものである。(1)マルチグリッド法,高速多重極法,並列計算などに代表される高速大規模数値計算技術の現状調査。(2)磁気ヒステリシス特性やベクトル磁気特性,積層電磁鋼板の均質化モデルなど,電磁材料のモデリング手法の実用化技術についての調査。(3)実規模ベンチマークモデルの策定,およびそれらのモデルを用いての各種高速大規模解析手法の得失・有効性に関する検討。(4)2次元磁界解析に残された課題調査や電磁界解析に関する重要公式の収集など,電磁界数値解析技術の教育・普及に向けた調査。本報告でまとめられた内容は,プログラム開発を行なう研究者が最新の解析技術を知ることができるだけでなく,市販の解析ソフトを活用する技術者や一般ユーザーが電磁界数値解析技術の現状・留意点を把握する上でも,有用と考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *電磁場解析 ,  *数値解析 ,  *多重格子法 ,  数値解法 ,  高速アルゴリズム ,  並列演算 ,  磁気ヒステリシス ,  積層板 ,  ケイ素鋼 ,  *モデリング ,  ベンチマーク ,  境界条件 ,  要素分割 ,  磁気遮蔽 ,  磁場計算
準シソーラス用語： マルチグリッド法 ,  高速多重極法

分類 (1件)： 電磁気学一般  (BD01020N)

引用文献 (257件)：

• W. Hackbusch,“Multi-Grid Methods and Applications,” New York, Springer-Verlag (1985).
• W. L. Briggs,“A Multigrid Tutorial,” Philadelphia, SIAM (1987).
• P. Wesseling,“An Introduction to Multigrid Methods,” New York, John Wiley and Sons (1991).
• K. Watanabe, F. Campelo, and H. Igarashi,“Topology Optimization Based on Immune Algorithm and Multigrid Method,” IEEE Trans. Magn., vol.43, no.4, pp. 1637-1640(2007).
• B. WeiB, O. Biro,“Smoothing Operators for Edge Element Multigrid,” IEEE Trans. Magn., vol.38, no.2, pp. 397-400(2002).

タイトルに関連する用語 (3件)： 規模 ,  電磁界解析 ,  数値計算