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J-GLOBAL ID:200902222400981609   整理番号:08A0239251

AMSR-E89GHzチャネルを用いた海氷の遠隔探査

Sea ice remote sensing using AMSR-E 89-GHz channels
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号: C2  ページ: C02S03  発行年: 2008年02月19日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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衛星マイクロ波放射計による海氷濃度の遠隔探査における最近の進歩は,2つの開発により促進された。第一に,新センサAdvanced Microwave Scanning Radiometer-EOS(AMSR-E)は89GHzで約6×4kmの空間分解能を提供し,85GHz標準センサSSM/Iの分解能(15×13km)のおよそ3倍である。第二に,新しいアルゴリズムは90GHz付近のチャネルから,このチャネルでは大気影響が強まるにもかかわらず,海氷量予測を可能にする。これは,海氷後退で最も広く用いられているアルゴリズム,NASA-Teamとブートストラップ,のアルゴリズムで用いられている周波数である19と37GHz付近のチャネルのものとくらべ,最大4倍精細な水平分解能での調査を可能とした。使用したASIアルゴリズムは,Svendsen等(1987)により提案されたSSM/I 85-GHzデータからの海氷量後退のモデルと,気象フィルターを用いた18-,23-,37-GHzAMSR-Eデータからのocean maskを結合している。2つの航海について,ASI,NASA-Team2,ブートストラップアルゴリズムによる海氷量のブリッジ観測との相関は,それぞれ0.80,0.79,0.81であった。AMSR-Eの全期間(2002-2006年)のシステマティクな誤差は,ASIとNASA-Team2の間で-2±8.8%以下,ASIとブートストラップの間で1.7±10.8%である。ASIアルゴリズムの地球物理学示唆としては以下がある。(1)より高い空間分解能は,大気と海洋の数値モデル,例えば,海洋と大気間の熱フラックス,特に海岸線近くと氷湖における,の重要な変数に対してより良い推定を与える。(2)それは氷面積と氷域面積の付加的時系列を気候研究に提供する。(翻訳著者抄録)
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海氷 
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