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J-GLOBAL ID：200902222620530756   整理番号：09A0771132

ポリカルボシラン-ポリシロキサンポリマーブレンドの溶融紡糸条件の調整による連続細孔構造Si-C-O繊維の生成

Formation of Continuous Pore Structures in Si-C-O Fibers by Adjusting the Melt Spinning Condition of a Polycarbosilane-Polysiloxane Polymer Blend

著者 (6件)： KITA Ken’ichiro (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  NARISAWA Masaki (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  MABUCHI Hiroshi (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  ITOH Masayoshi (Fukushima National Coll. of Technol., Fukushima, JPN) ,  SUGIMOTO Masaki (Japan Atomic Energy Agency, Gunma, JPN) ,  YOSHIKAWA Masahito (Japan Atomic Energy Agency, Gunma, JPN)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 92  号： 6  ページ： 1192-1197  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリカルボシラン(PCS)とポリヒドロメチルシロキサン(H-oil)とのブレンドの溶融紡糸により連続細孔構造が生成する。連続細孔構造を制御する条件を調べた。PCS-3~30mass%H-oilブレンドの温度-粘性の関係から,粘性はH-oil量の増加により減少し,H-oilの溶解限界は15mass%であった。533~573KでPCSの質量減は殆ど無いが,H-oilは553K以上で質量減が顕著であった。ガスクロ分析から生成ガスは主に水素であり,H-oilの発生ガス量はPCSの2倍であった。Si-H分解で発生した水素ガスはポリマー融液に溶解した。溶融紡糸したポリマーに存在する細孔の平均直径は578Kで43.8μm,538Kで76.2μmであった。溶融紡糸過程での急激な温度低下による溶解ガスの脱飽和が細孔の大きさと分布に影響した。

シソーラス用語： *セラミック繊維 ,  *ケイ素化合物 ,  *炭素化合物 ,  *酸素化合物 ,  多孔質体 ,  *ポリカルボシラン ,  *ポリシロキサン ,  *ポリマブレンド ,  *溶融紡糸 ,  *熱分解 ,  水素 ,  ガス放出 ,  細孔構造 ,  細孔
準シソーラス用語： *ポリヒドロメチルシロキサン ,  連続細孔

分類 (1件)： ガラス繊維,セラミック繊維  (YM03040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリカルボシラン ,  溶融紡糸 ,  細孔構造 ,  Si ,  繊維