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J-GLOBAL ID：200902222735388767   整理番号：09A0128932

富山県のASR劣化橋梁の実態調査に基づくASR抑制対策および維持管理手法の提案

著者 (2件)： 大代武志 (金沢大 大学院自然科学研究科) ,  鳥居和之 (金沢大 理工研究域)
資料名： コンクリート工学論文集  (Concrete Research and Technology, Japan Concrete Institute)
巻： 20  号： 1  ページ： 45-57  発行年： 2009年01月25日 
JST資料番号： L1461A  ISSN： 1340-4733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,金沢大学が平成2年度と18年度の2回にわたり実施した,富山県内のアルカリシリカ反応(ASR)が発生した27橋梁の実態調査の結果に基づき,ASR劣化による橋梁の経年変化と補修・補強の効果を検証するとともに,ASR劣化橋梁で使用された河川産骨材の岩石・鉱物学的特徴より,富山県のASR劣化橋梁の河川水系ごとの地域的な区分とASR劣化度による対策の階層化を試みたものである。さらに,富山県のASR劣化橋梁にて実施した対策の問題点を明確にすることにより,富山県の反応性骨材に対応したASR抑制対策とASR劣化橋梁の維持管理への提言を行ったものである。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート橋 ,  *アルカリ骨材反応 ,  *維持管理 ,  実態調査 ,  劣化 ,  経時変化 ,  富山県 ,  点検 ,  肉眼検査 ,  コア試験 ,  偏光顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  骨材 ,  X線回折分析 ,  計測 ,  膨張 ,  圧縮強さ ,  弾性係数 ,  蛍光顕微鏡 ,  混合セメント ,  試験 ,  修理 ,  補強 ,  採石場 ,  破断 ,  鉄筋 ,  橋脚 ,  鋼板 ,  接着 ,  走査電子顕微鏡 ,  オパール ,  地中構造物
準シソーラス用語： SEM【顕微鏡】 ,  *アルカリシリカ反応 ,  デンマーク法 ,  化学法 ,  蛋白石 ,  反応性骨材

分類 (2件)： コンクリート橋,その他の材料を用いた橋  (RC06030U) ,  橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

引用文献 (21件)：

• 1) 例えば 日本地質学会:日本地方地質誌4.中部地方,朝倉書店,2006
• 2) Katayama, T. Tagami, M. Sarai, Y. Izumi, S. and Hira, T.: Alkali-aggregate Reaction under the Influence of Deicing Salts in the Hokuriku District, Japan, Materials Characterization, Vol.53, pp.105-122, 2004
• 3) 野村昌弘, 青山實伸,鳥居和之:北陸地方の河川産骨材を使用したコンクリートのアルカリシリカ反応性の評価法の開発,材料,Vol.53, No.4, pp.1065-1070, 2004
• 4) 大代武志,平野貴宣,鳥居和之:富山県の反応性骨材とASR劣化構造物の特徴,コンクリート工学年次論文集,Vol.29,No.1,pp.1251-1256,2007
• 5) 大代武志,平野貴宣,西川元気,鳥居和之:ASR 劣化構造物の経年劣化と補修効果の検証,コンクリート工学年次論文集,Vol.30,No.1,pp.1047-1052, 2008

タイトルに関連する用語 (8件)： 富山 ,  ASR ,  橋梁 ,  実態調査 ,  対策 ,  維持管理 ,  手法 ,  提案