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J-GLOBAL ID：200902222770183906   整理番号：08A0633409

RI中性子線源における中性子放出角度分布の非等方性の評価

Calculation of Anisotropy Factors for Radionuclide Neutron Sources

著者 (2件)： 辻村憲雄 (日本原子力研究開発機構 東海研究開発セ 核燃料サイクル工研) ,  吉田忠義 (日本原子力研究開発機構 東海研究開発セ 核燃料サイクル工研)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Research
ページ： 43P  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： G0711B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中性子線量当量(率)測定器の校正に使用するRI中性子線源について,線源物質を封入するカプセル及び周囲構造物による中性子の放出角度分布への影響を計算によって評価した。本評価では,代表的な校正用中性子線源である²⁴¹Am-Be及び²⁵²Cfを対象とし,理論計算に基づく線源中性子スペクトルと,線源カプセル構造等を精密にモデル化したモンテカルロ中性子輸送計算の組み合わせにより,線源カプセルから漏洩する中性子のスペクトルと放出角度分布を計算した。その結果,線源カプセル軸に垂直な方向における非等方性係数は,標準的なX1型²⁵²Cf線源で1.012,²⁴¹Am-Be線源のうちX3型で1.030,同X4型で1.039,同X14型で1.045となり,文献から得られた実測値にいずれもよく一致する値が得られた。さらに,線源カプセルの周囲に支持構造物がある場合の影響についても検討し,中性子線量当量(率)測定器の校正業務において使用する非等方性補正係数を決定した。(著者抄録)

シソーラス用語： *中性子源 ,  中性子線量測定 ,  角分布 ,  アメリシウム同位体 ,  カリホルニウム252 ,  中性子輸送理論 ,  モンテカルロ法 ,  異方性 ,  係数 ,  *中性子スペクトル
準シソーラス用語： アメリシウム241 ,  線源カプセル ,  中性子放出 ,  補正係数

分類 (1件)： その他の素粒子・核実験用粒子発生装置  (BE02040T)

タイトルに関連する用語 (6件)： RI ,  中性子線 ,  中性子放出 ,  角度分布 ,  非等方性 ,  評価