抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本でのブロイラー生産は1987年にピークの7億4528万羽に達した後,安価な輸入鶏肉に圧されて減少に転じ,2001年には5億6787万羽とピーク時の76%に落ち込んだ。しかし,翌2002年から増加を続け,2008年の生産は6億3000万羽を上回ると予想される。健康と安全を志向する消費者に対応して,ブロイラーから銘柄鶏および地鶏への変換を進めた結果,2002年以降のリバウンドが実現したと考えられる。しかし,消費者の大多数が安全で新鮮な鶏肉を求めているにもかかわらず,中食・外食に含まれる鶏肉は原産国不明のまま消費されている現状には警鐘を発すべきである。