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J-GLOBAL ID：200902222879290818   整理番号：07A1162471

高電力・高エネルギー密度リチウムイオン電池へのマンガンニッケルコバルトリチウム酸化物の応用

An application of lithium cobalt nickel manganese oxide to high-power and high-energy density lithium-ion batteries

著者 (3件)： YOSHIZAWA Hiroshi (Technol. Dev. Center, Matsushita Battery Industrial Co. Ltd., 1-1 Matsushita-cho, Moriguchi City, Osaka 570-8511, JPN) ,  YOSHIZAWA Hiroshi (Dep. of Applied Chemistry, Graduate School of Engineering, Osaka City Univ. (OCU), Sugimoto 3-3-138, Sumiyoshi ...) ,  OHZUKU Tsutomu (Dep. of Applied Chemistry, Graduate School of Engineering, Osaka City Univ. (OCU), Sugimoto 3-3-138, Sumiyoshi ...)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 174  号： 2  ページ： 813-817  発行年： 2007年12月06日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Li_1-xCo_1/3Ni_1/3Mn_1/3O₂(充電容量185mAh/g)の熱分解に対して質量分析(MS)による発生ガス分析(EGA)を行い,Li_1-xCoO₂(充電容量140mAh/g)と結果を比較した。電気化学的に調製されたLi_1-xCo_1/3Ni_1/3Mn_1/3O₂は,O₂発生がLi_1-xCoO₂よりずっと高い温度で開始し,熱安定性に関してLi_1-xCoO₂より優れることを示す。4.45Vで充電されたLiCo_1/3Ni_1/3Mn_1/3O₂電極の高温XRD測定も行われ,加熱による分解生成物がコバルトとニッケル,マンガンから成る立方晶スピネルとして同定された。これは,層状からスピネル構造への相変化が固体マトリックスからの酸素発生の抑制に重要な役割を演じることを示す。新物質の実用性を示すために,黒鉛を負極とするリチウムイオン電池を作製して,R18650ハードウエアにおいて試験する。この新しいリチウムイオン電池は高いエネルギー密度と共に高率放電性能と優れたサイクル寿命,安全性を示す。Copyright 2007 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  *マンガン化合物 ,  *ニッケル化合物 ,  *コバルト化合物 ,  *リチウム化合物 ,  *酸化物 ,  コバルト酸塩 ,  熱分解 ,  酸素発生 ,  熱安定性 ,  安全性 ,  ガス分析 ,  エネルギー密度 ,  電気特性 ,  サイクル寿命 ,  充放電サイクル ,  微細構造
準シソーラス用語： コバルト酸リチウム ,  充放電特性

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高電力 ,  高エネルギー密度 ,  リチウムイオン電池 ,  酸化物 ,  応用