文献

J-GLOBAL ID：200902222968303877   整理番号：09A1084417

2-3Tビット/in²の瓦記録

Shingled Recording for 2-3 Tbit/in²

著者 (3件)： GREAVES Simon (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KANAI Yasushi (Niigata Inst. Technol., Kashiwazaki, JPN) ,  MURAOKA Hiroaki (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 45  号： 10  ページ： 3823-3829  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気記録の面密度を増加するには記録トラック幅の縮小が必要である,このために,狭い主ポール幅およびサイドシールドの磁気ヘッドが用いられる。しかし,いずれも最大磁場を低下する。必要磁界を確保するためには,記録幅は50nmが限界であり,記録密度は1Tbit/in²が限界であった。この限界を超えるため,広いポール幅で狭い記録幅のできる瓦記録が提案された。本研究では,マイクロマグネティクスモデルにより,連続ECC媒体と最適化単磁極ヘッドとを組み合わせて,瓦記録を検討した。検討に用いたパラメータに対し,瓦記録で2-3Tbit/in²の面密度の設計が可能なことを示した。また,粒界交換結合と記録ヘッドスキューが信号対雑音比(SNR)すなわち最大面密度を決めた。また,主ポールの右下の角のクロストラックとダウントラックの磁界勾配が最大になるように記録ヘッドを設計した時,ヘッドのシールド側の記録消去幅が最小になることが判った。

シソーラス用語： *磁気記録 ,  磁気ヘッド ,  磁気ディスク ,  電磁気学 ,  結晶粒界 ,  結合 ,  ゆがみ ,  SN比 ,  密度 ,  *記録密度 ,  記録ヘッド
準シソーラス用語： ECC媒体 ,  スキュー ,  *マイクロマグネティクス ,  *瓦記録 ,  *記録トラック幅 ,  交換結合 ,  信号対雑音比 ,  単磁極ヘッド ,  面密度

分類 (1件)： 電子・磁気・光学記録  (NC06020F)

タイトルに関連する用語 (2件)： ビット ,  瓦