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J-GLOBAL ID：200902223112082205   整理番号：09A0440913

オープンアクセス~機関リポジトリの最近の動向~

Open access-Development of institutional repositories.

著者 (1件)： 時実象一 (愛知大 文)
資料名： 情報の科学と技術  (Journal of Information Science and Technology Association)
巻： 59  号： 5  ページ： 231-237  発行年： 2009年05月01日 
JST資料番号： F0178A  ISSN： 0913-3801  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オープンアクセスのさまざまな動きのうち,機関リポジトリに関する部分の最近の動向を開設した。大学の機関リポジトリは展開が一段落し,今後の方向を模索しており,一部の大学では義務化の動きがある。ドイツMax Planck研究所のeSciDocリポジトリは付加価値が高く興味深い。米国NIHの「公衆アクセス方針」は,論文の提出がこれまでの「要請」から「義務」に変更され,これが実施された2008年4月から提出数が大幅に増加した。出版社側はこれに納得せず,9月には「研究成果公正著作権法案」を提出し,公衆アクセス方針を覆そうと試みているが,現在のところ成功していない。(著者抄録)

シソーラス用語： *リポジトリ ,  *アクセシビリティ ,  大学 ,  研究所 ,  論文 ,  *著作権 ,  付加価値 ,  技術展望 ,  *オープンアクセス
準シソーラス用語： NIH ,  *機関リポジトリー ,  出版社

分類 (3件)： 図書館一般  (AC09010C) ,  人間機械系  (IB03000G) ,  ドキュメンテーション一般  (AC01000N)

引用文献 (58件)：

• CASE, Mary M. ARLはSPARCプロジェクトを通して学術出版における競争を促進する. 情報の科学と技術. 1999, 49, 4, 195-199
• 時実象一. オープンアクセスの動向. 情報管理. 2004, 47, 9, 616-624
• 尾身朝子. 研究助成機関とオープンアクセス-NIHパブリックアクセスポリシーに関して. 情報管理. 2005, 48, 3, 133-143
• 時実象一. オープンアクセス運動の歴史と電子論文リポジトリ. 情報の科学と技術. 2005, 55, 10, 421-427
• 時実象一. 電子ジャーナルのオープンアクセスをめぐる議論と対立論文. 情報社会試論. 2005, 10, 80-91

タイトルに関連する用語 (3件)： オープンアクセス ,  機関リポジトリ ,  動向