抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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全国より10年早く高齢化が進行している四国圏内において,地域活性化策として注目されている地域間交流に着目し,地域間交流モデルの構築を試みた。また,訪問先での経済的な消費額に着目し,その訪問先地域に及ぼす効果を調べた。さらに,交通施設整備が地域間交流に及ぼす影響を測るために政策シミュレーション分析を行った。目的は,本研究で提案する地域間交流影響度を用いて指標化し,交流の効果を定量評価することにある。結果,移動機会と訪問先魅力度,地域間連携度合い,訪問先滞在時間,を用いて効用関数を定式化し,個人旅行予算を制約条件とすることにより,効用最大化の仮説に基づく地域間交流モデルを構築できた,このモデルを用いて,地域間交通費用,訪問先地域の魅力度,交通施設整備による地域間連携,が交流に影響を及ぼしていることが判った,地域間交流には交通利便性の影響が大きい,等の知見を得た。