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J-GLOBAL ID:200902223229288866   整理番号:08A1205910

ヘテロ融合遺伝子NT4p53(N15)Antを含む組換えアデノウイルスベクターの構築と抗腫瘍効果

Construction and Antitumor Effect of Recombinant Adenovirus Vector Containing Heterofusion Gene NT4p53(N15)Ant
著者 (6件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 144-148  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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[背景と目的]細胞浸透ペプチドアンテナペディア(Ant)と融合したp53のアミノ末端基のペプチドp53(N15)Antは乳癌と膵臓癌におけるネクローシスに類似した細胞死を誘導し,一方,それは正常細胞に対含む組換えしては低細胞毒性であった。本研究では,NT4p53(N15)Ant遺伝子を含むアデノウイルスベクターを構築し,その抗腫瘍効果を調べた。[方法]アデノウイルスパッケージシステムを用いてin vitro組換え期技術によりAd-NT4p53(N15)Antを構築した。組換えアデノウイルスをHEK-293細胞にパッケージし,RT-PCRにより同定した。ヒト肝細胞癌(HCC)細胞系HepG2をAd-NT4p53(N15)Ant又は組換えアデノウイルスAd-GFPにより感染させた。Ad-NT4p53(N15)Ant感染後,細胞形態を逆位相差顕微鏡と透過型電子顕微鏡下で観察した。HepG2細胞に対するAd-NT4p53(N15)Antの影響をMTTアッセイと乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)遊離試験により検出した。[結果]NT4p53(N15)AntはHepG2細胞増殖を有意に抑制した。NT4p53(N15)Ant群におけるHepG2細胞の生存率は感染48時間後に36.67%,72時間後に20.47%及び96時間後に17.82%であり,Ad-GFP群におけるそれらより有意に(P〈0.05)低下した。明確な細胞膜破壊,細胞質における細孔様構造,及びクロマチン凝縮がAd-NT4p53(N15)Ant群において観察された。HepG2細胞脱離液中のLDH放出はAd-NT4p53(N15)Ant群において24時間で94U/L,48時間で236.3U/L,72時間で267U/L及び96時間で313U/Lであり,Ad-GFP群におけるそれらより有意に(P〈0.05)高かった。[結論]NT4p53(N15)Antはネクローシス経路によりHepG2細胞増殖を有意に抑制する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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基礎腫よう学一般  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (5件):
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