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J-GLOBAL ID:200902223275087409   整理番号:07A0647067

袋詰めリンゴの新しい害虫Tarsonemus confusus(アシブトホコリダニ)

Tarsonemus confusus, a new pest for bagged apples
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 180-184  発行年: 2007年 
JST資料番号: C2018A  ISSN: 1009-9980  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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中国では,リンゴの袋詰めが行われるようになったのに伴いblack-dot病が急速に発生するようになった。本病の原因菌としては,Trichthothecium roseum Lk. ex Fr.であるとする説とQuadraspidiotiis perniciosusであるとの説がある。2003~2005年に,針穴付の袋に詰めることによっての害虫による傷害の促進に関する試験,研究室での培養試験,殺ダニ剤散布の影響に関する試験,石油剤散布の影響に関する試験などを行った。その結果,袋詰めリンゴでは,T.confususが優占個体群で,見つかった害虫2079個体のうち91.8%を占めていた。また,T.confususはリンゴの表面に傷害を発生させたが,Q.perniciosusとQ.oribatidaは傷害発生とは無関係であった。また,針穴付の袋に詰めると害虫による傷害と似た症状の発生が見られた。一方,殺ダニ剤をリンゴ園で散布すると,傷害発生が12%に減少した。本black-dot病による黒点は,高湿度の実験室下で果実が生育しても大きくならず,一般の病害による症状とは異なっていた。本試験結果から,袋詰めリンゴのblack-dot病は,T.confususによって引き起こされる傷害と考察された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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昆虫・ダニによる植物被害 
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