抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在のPCは高性能・低価格化が進み,マルチコアCPUが登場している。さらに,個人や企業で利用していないPCを所有していることが珍しくないものとなっている。そこで,それらを並列処理に利用することで,多大な時間を要する動画の圧縮処理を高速化する。また,並列処理では,ネットワークを介して複数のコンピュータを接続し,仮想的に高性能なコンピュータを作るGrid Computingが注目されている。Grid Computingでは,接続されるコンピュータに性能の違いがあり,利用していないPCを接続することも可能となる。しかし,MPEG-4のような依存関係が多く発生する処理では,Grid Computingで単純に並列処理を行うと性能の低いコンピュータがボトルネックになる可能性がある。動画像圧縮の並列化の方法として,MPEG-4のB-VOPの特性を利用した「コンピュータ間並列化」と空間分割による「コンピュータ内並列化」をGrid Computingにおいて組み合わせる方法を検討した。(著者抄録)