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J-GLOBAL ID：200902223338724579   整理番号：08A0969583

マクロな実在論の量子破れに対する条件

Conditions for Quantum Violation of Macroscopic Realism

著者 (4件)： KOFLER Johannes (Univ. Wien, Wien, AUT) ,  KOFLER Johannes (Inst. Quantenoptik und Quanteninformation(IQOQI), Oesterreichische Akad. Wissenschaften, Wien, AUT) ,  BRUKNER Caslav (Univ. Wien, Wien, AUT) ,  BRUKNER Caslav (Inst. Quantenoptik und Quanteninformation(IQOQI), Oesterreichische Akad. Wissenschaften, Wien, AUT)
資料名： Physical Review Letters  (Physical Review Letters)
巻： 101  号： 9  ページ： 090403.1-090403.4  発行年： 2008年08月29日 
JST資料番号： H0070A  ISSN： 0031-9007  CODEN： PRLTAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日常生活においてマクロな実在論の破れを経験することが何故ないのかを考察した。粗視化した測定の下でのスピン系の古典的時間発展に対する十分条件を見いだした。しかし,時間のどの瞬間でも量子状態が古典的な混合物として現れるが,その時間発展を古典的に理解することができない「非古典的」ハミルトニアンが存在する。それらの高い計算複雑さの故に,そのようなハミルトニアンが実現されることは事実上ありそうもないことを示唆した。

シソーラス用語： *量子論 ,  *時間発展 ,  スピン系 ,  十分条件 ,  計測 ,  *状態 ,  ハミルトニアン ,  計算量
準シソーラス用語： 粗視化 ,  測定 ,  *量子状態 ,  計算の複雑さ

分類 (1件)： 量子力学一般  (BA06010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： マクロ ,  量子