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J-GLOBAL ID：200902223474608965   整理番号：09A0804471

オーバラッピング高調波スペクトルの多重ピッチ推定および分離用期待値最大化アルゴリズム

EXPECTATION-MAXIMIZATION ALGORITHM FOR MULTI-PITCH ESTIMATION AND SEPARATION OF OVERLAPPING HARMONIC SPECTRA

著者 (3件)： BADEAU Roland (TELECOM ParisTech(ENST)) ,  EMIYA Valentin (TELECOM ParisTech(ENST)) ,  DAVID Bertrand (TELECOM ParisTech(ENST))
資料名： Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing  (Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing)
巻： 2009 Vol.5  ページ： 3073-3076  発行年： 2009年 
JST資料番号： E0316B  ISSN： 1520-6149  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高調波信号の基本周波数推定はオーディオ信号処理において重要なタスクである。その主な困難性は高調波モデルの固有的あいまい性にある。しかしこの問題は,スペクトル包絡線の円滑性を考慮することで避けることができる。本論文では,EM(期待値最大化)アルゴリズムの統計的フレームワークに基づく多重ピッチ推定用の新しい手法につき報告した。提案の手法では,オーバラップ部分に対するロバスト性と,連続単一ピッチ推定を実現する再帰アルゴリズム法によるジョイント基準の最適化が特長である。また本手法では,例えば多重ピッチ推定の第一ステージを含む適切な初期化が必要であるが,極大値へのトラップ滞留を避けるために発見的方法を有効に採用することができた。本手法の有効性を,オーディオ用合成信号を用いたシミュレーションで確認することができた。

シソーラス用語： 高調波歪 ,  スペクトル ,  音の高さ ,  *スペクトル推定 ,  最適化手法 ,  ロバスト性 ,  計算機アルゴリズム ,  極大値 ,  発見的方法 ,  音声信号 ,  多重化
準シソーラス用語： オーディオ信号 ,  *オーバーラップ ,  *ピッチ【音】 ,  *期待値最大化アルゴリズム ,  再帰アルゴリズム ,  周波数スペクトル

分類 (2件)： 音声処理  (JE05000E) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高調波 ,  スペクトル ,  多重 ,  ピッチ ,  推定 ,  期待値最大化アルゴリズム