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J-GLOBAL ID:200902223593959636   整理番号:09A1065314

ヒストンの抑制的修飾の伝播におけるポリコームタンパク質EEDの役割

Role of the polycomb protein EED in the propagation of repressive histone marks
著者 (13件):
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巻: 461  号: 7265  ページ: 762-767  発行年: 2009年10月08日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリコーム群タンパク質は,クロマチンの抑制的状態のエピジェネティックな維持に必須の役割をもつ。ポリコーム抑制複合体2(PRC2)の遺伝子サイレンシング活性は,ヒストンH3のリシン27(H3K27)をトリメチル化する能力に依存しており,トリメチル化は複合体のEZH2サブユニットのSET触媒ドメインによって行われ,そのほかに複合体中の少なくとも2つのサブユニット,SUZ12とEEDが必要である。本研究では,EEDのカルボキシ末端ドメインが,クロマチンの抑制的修飾と関連するトリメチルリシン残基をもつヒストン尾部に特異的に結合し,これがPRC2のメチルトランスフェラーゼ活性のアロステリックな活性化につながることを示す。抑制的なトリメチルリシン修飾の認識を妨げるEEDの変異は,in vitroではPRC2の活性化を障害し,ショウジョウバエ(Drosophila)では全体的メチル化を減少させ,発生を妨げる。これらの知見は,クロマチンの抑制的領域の維持と,母細胞から娘細胞へのヒストン修飾の継承を説明付ける,H3K27me3修飾伝播のモデルを示唆する。Copyright Nature Publishing Group 2009
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