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J-GLOBAL ID:200902223614708051   整理番号:08A1181597

gid2突然変異体においてジベレリンによるイネDELLA蛋白質SLR1の抑制活性の解除にはSLR1の分解を必要としない

Release of the Repressive Activity of Rice DELLA Protein SLR1 by Gibberellin Does Not Require SLR1 Degradation in the gid2 Mutant.
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 2437-2446  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: T0767A  ISSN: 1040-4651  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ジベレリン(GA)類は,種々の植物成長応答を誘導する大ファミリーの四環ジテルペノイド植物ホルモンであり,イネのDELLA蛋白質であるSLENDER RICE1(SLR1)はGAシグナル伝達のレプレッサーとして作用している。GA受容体であるGID1によるGAの感知は,F-ボックス蛋白質であるGID2の関与するSLR1蛋白質の分解をもたらし,このことはシュートの伸長や種子発芽のようなGA関連応答をトリガーしていることを示した。GA非感受性およびGA生合成変異体類において,SLR1は高レベルで蓄積し,矮性の程度はSLR1の蓄積レベルと相関があったが,GA非感受性F-ボックス変異体gid2は例外であり,SLR1の蓄積レベルは高いにもかかわらずgid1変異体やcps変異体より軽い矮性を示した。gid2変異体におけるSLR1蛋白質のレベルはGID1機能の損失あるいはGA生合成阻害剤の処理によって低下し,矮性は促進されたが,GID1の過剰生産あるいはGA3処理は,gid2変異体におけるSLR1蛋白質のレベルを増加し矮性を低下させた。これらの結果は,SLR1の抑制活性の解除がGAおよびGID1単独で達成でき,SLR1蛋白質の分解に関与するF-ボックス(GID2)の機能を必要としないことを示した。
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分類 (3件):
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植物ホルモン  ,  生物学的機能  ,  分子遺伝学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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