抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第1節序文以下の構成は次ぎの通りである。第2節において,経済システムとしての共同体の特徴を,コモンズとしての漁業資源に言及しながら論じ,第3節において,漁業資源保全のための諸手法を整理する。第4節において,日本の漁業制度を漁業権漁業に焦点をあてながら解説した上で,第5節において,日本の沿岸漁業における漁業秩序の変遷を追う。以上の考察を踏まえ,第6節において,漁業権制度を基礎とする共同体管理漁業の特徴と課題を論じる。最後に第7節において,「共有地」共同体管理についての経済学的分析視覚,そして,「市場の失敗」論の再構築の方向性を提示し,結論とする。