文献
J-GLOBAL ID:200902223641892980   整理番号:08A1242864

種々の粒径を持つ粉末状Li4SiO4のCO2吸収速度の粒径依存性

Particle size dependence of CO2 absorption rate of powdered Li4SiO4 with different particle size
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 1360  ページ: 1283-1288 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 1882-0743  CODEN: JCSJEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
4種類の粒径を持つLi4SiO4粉末のCO2吸収速度の粒径依存性について,SEM観察や粒径分布測定,熱重量分析によって研究した。粒径分布測定とSEM観察によって,単一相Li4SiO4粉末試料の平均粒度は約26μmと34μm,53μm,70μmとそれぞれ見積もられた。CO2吸収反応のための見掛けの速度定数kの測定は,測定温度Tの増加に従って,すべてのLi4SiO4粉末試料のk値が増加し,620~660°Cの領域ではArrhenius式に従うが,670°C以上ではk値が急激に増大して,Arrhenius式から逸脱することを示した。また,k値はLi4SiO4粉末試料の粒径にも依存するように見えて,すなわち,減少する粒径に従って,k値は増加することも認められた。そのうえ,620~660°Cの領域では,同じ温度ての全ての粉末試料のk値の違いは小さかったが,その違いは670°C以上では大きいのがわかった。小さい粒径のLi4SiO4では,Δk=k700-k660が大きくなるとわかったが,逆も同様で,大きい粒径のLi4SiO4では,Δkが小さくなるとわかった。その値はLi4SiO4粒子のCO2吸収の反応機構に対応するように見える。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の無機工業薬品,無機材料  ,  吸収 
引用文献 (18件):
  • 1) T. Kawai, "Tansangasukyushugijutsu," NTS Inc. (1991) p.333.
  • 2) K. Ogawa, J. Japan Power Association, 241, 8-9 (1997) [in Japanese].
  • 3) U. Desideri and A. Paolucci, <i>Energy Conversion & Management</i>, <b>40</b>, 1899-1915 (1993).
  • 4) P. Riemer, <i>Energy Conversion & Management</i>, <b>37</b>[6-8] 665-670 (1996).
  • 5) K. Nakagawa and T. Ohashi, J. Electrochem. Soc., 145, 1344-1346 (1998).
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る