抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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茶滓を高密度,高硬度で固形化して鋳物用コークスを代替する量産技術を確立するための要素技術として圧密化を検討した。この技術は特許第4089933号に基づくもので,加圧温度120~230°C,加圧力20MPaで作動できる。茶滓の熱分解特性を空気環境と窒素雰囲気での熱重量分析および示差熱重量分析を行った。粉砕,ふるい分け後の加圧による圧密度の変化,180°C,20MPaで圧密化した茶滓の初期含水率による真比重の変化を調べた。さらに実証装置による試験を行った。この結果,180°C前後の加熱では重量変化が無い,初期粒子径の圧密度への影響は無い,圧密化後の真比重は初期含水率によって左右されることが分かった。これらの結果を利用した実証試験は,バイオコークスが実用に耐えることを示した。