抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北海道の廃線自治体における旧駅前地区の実態を明らかにした。駅舎跡地の活用実態を明らかにし,都市の構造との関係から跡地活用策の効果を検証した。道内の52自治体の廃線を対象として,「建築・都市計画関連部署長」に対しアンケート調査を行い,回答のあった47自治体の実態を明らかにした。その結果,1)駅周辺地域が活性化した自治体は2件に止まり,5割弱は衰退している。2)拠点性の再構築を図っている自治体は4割弱で,小規模で過疎化が進行していたところは公園型,特定型の消極的な活用が多い。3)駅と商店街が離れているところは,集客型は少ない。地域の中核的な都市が廃線により拠点性を失っている実態は,広域的に一層過疎化を進行させる事態を招いている。