文献

J-GLOBAL ID：200902224019624576   整理番号：09A0003990

Acidithiobacillus鉄酸化細菌による黄銅鉱の浸出の際に形成する二次鉱物のRamanキャラクタリゼーション

Raman characterization of secondary minerals formed during chalcopyrite leaching with Acidithiobacillus ferrooxidans

著者 (5件)： SASAKI K. (Dep. of Earth Resources Engineering, Kyushu Univ., Fukuoka 819-0395, JPN) ,  NAKAMUTA Y. (Dep. of Earth Resources Engineering, Kyushu Univ., Fukuoka 819-0395, JPN) ,  HIRAJIMA T. (Dep. of Earth Resources Engineering, Kyushu Univ., Fukuoka 819-0395, JPN) ,  TUOVINEN O.h. (Dep. of Microbiology, Ohio State Univ., Columbus, OH 43210-1292, USA) ,  TUOVINEN O.h. (Dep. of Chemistry and Bioengineering, Tampere Univ. of Technol., P.O. Box 541, FI-33101 Tampere, FIN)
資料名： Hydrometallurgy  (Hydrometallurgy)
巻： 95  号： 1-2  ページ： 153-158  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： A0931B  ISSN： 0304-386X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 黄銅鉱不動態化は浸出およびバイオリーチングの収量を非常に低減させるがこの問題は成功裡には解明されていない。不動態化は黄銅鉱表面上への二次鉱物層の形成を含み,これは反応剤および生成物の流束に対する拡散障壁となる。本研究は,鉱物塩溶液中の鉄および硫黄酸化細菌(Acidithiobacillus鉄酸化細菌)の存在における黄銅鉱の不動態化の際に形成する二次鉱物を同定することを目的とする。鉱物を,X線回折,Fourier転換赤外分光およびRaman分光によって特性化した。カリウム鉄明礬石が黄銅鉱粒を覆う初期生成物で,続いてアンモニア鉄明礬石の形成した。銅藍および元素硫黄も不動態層中に検出した。結果が,不動態化は鉄明礬石析出の制御と第一鉄および第二鉄の存在においてCuSおよび元素Sを酸化する細菌の予備順化によって低減できるかも知れないことを示唆している。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *黄銅鉱 ,  *バクテリオリーチング ,  鉄酸化細菌 ,  *不動態化 ,  ジャロサイト ,  析出 ,  *浸出 ,  微生物 ,  硫黄代謝細菌科 ,  *改変

分類 (1件)： 鉱石浸出法  (UA07090M)

タイトルに関連する用語 (6件)： Acidithiobacillus ,  鉄酸化細菌 ,  黄銅鉱 ,  浸出 ,  二次鉱物 ,  キャラクタリゼーション