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J-GLOBAL ID:200902224136603679   整理番号:08A0317139

上場地域のタマネギ-キャベツ作付け体系におけるマルチムギの導入

Introduction of living mulch crop into onion-cabbage cropping system in Uwaba area of Saga
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  ページ: 19-24  発行年: 2007年12月28日 
JST資料番号: L2558B  ISSN: 1348-7175  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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上場地域のタマネギ-キャベツ作付け体系に適するリビングマルチ作物の探索および栽培技術の確立を目的に,春のタマネギ収穫後に播種でき,かつキャベツ定植前に生育が完了するマルチムギについて検討した。まず播種量および播種方式について検討した結果,単位平方メートル当りの播種量が少ないほど,ムギの生育量が少なく被覆程度が低いため,雑草が多くなったことから,播種量は単位平方メートル当り10グラム程度が望ましいと考えられた。次にタマネギ収穫後におけるマルチムギの生育経過は,2006年の6月上旬播種では7月上旬までは順調に成長したが,それ以降の気温上昇によって,葉が徐々に黄色くなり,7月中旬には枯死した。この場合,マルチムギの全成長期間が1ケ月強しかなく,やや成長量不足であったため,百万石区では,雑草抑制効果があまりみられず,成長量が多かったてまいらず区でも,かなりの雑草が残った。一方,キャベツの成長については,マルチムギ区では,収穫期に雑草が若干残っていたが,いずれの時期においても,マルチムギ区と対照区の間では大きな差異がみられなかった。2007年では,マルチムギの成長不足を解消するため,早生タマネギ収穫後の4月下旬に播種した結果,6月中旬頃にはムギの成長が著しく旺盛であり,雑草の発生を完全に抑制できた。以上のことから,上場地域において,省力・減農薬栽培技術としてタマネギ-マルチムギ-キャベツ作付け体系は可能であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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麦  ,  作物栽培施設 

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