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J-GLOBAL ID:200902224154948861   整理番号:08A0404054

琵琶湖におけるミズヒマワリ(キク科)の侵入とその現状および駆除に関するノート

著者 (5件):
資料名:
号: 89  ページ: 9-21  発行年: 2008年03月30日 
JST資料番号: L2453A  ISSN: 1348-4761  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2007年に確認された琵琶湖のミズヒマワリ(Gymnocoronis spilanthoides DC.)について,生育現況と駆除について報告した。2007年12月の調査結果では,十二川樋門から近江大橋東詰にかけての水路状開水域および草津川放水路,十禅寺川に合計222のミズヒマワリ個体群を確認した。ミズヒマワリの分布は散在的で,長径が5mをこえる個体群は少なかったことから,侵入後数年~5年程度が経過していると推測した。 直径1m前後の浮遊状群落が複数観察されたことから,浮遊状群落が波浪や増水などにより一気に分散している可能性が考えられた。ミズヒマワリの侵入は,生態系への影響も計り知れず,駆除が遅くなれば経済的にも非常に大きな負担となり,早期の駆除が重要である。
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分類 (1件):
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植物生態学 
引用文献 (15件):
  • Champion, P. D.& J. S. Clayton.2003. Theeva. luation and management of aquatic weeds in New Zealand. In: L. Child et al.(eds.), Plant Invasion, ecological threats and management solutions, pp. 429-434 Backhuys Publishers, Leiden.
  • 藤原直子, 2006. ミズヒマワリをめぐるチョウとヒト. 近田弘文・清水健美. 濱崎恭美 (編). 帰化植物を楽しむ, pp. 59-79, トンボ出版, 大阪.
  • 金沢 至・藤原直子, 2004. ミズヒマワリの分布拡大とアサギマダラの北上個体の誘因. 昆虫と自然39(5): 26-30.
  • 金沢 至・枡田初美, 2002. ミズヒマワリの逸出繁茂とアサギマダラの訪花. Nature Study 48(1): 10-11.
  • 金沢 至・鈴木友之・藤原直子, 2002. 新しい誘因植物・ミズヒマワリの逸出繁茂. 昆虫と自然37(6): 25-28.
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