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J-GLOBAL ID:200902224229930068   整理番号:08A0211125

海水中のアンモニウムを高分解航行測定するための船上蛍光測定フローアナライザー

Shipboard Fluorometric Flow Analyzer for High-Resolution Underway Measurement of Ammonium in Seawater
著者 (2件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 1019-1026  発行年: 2008年02月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アンモニウムは海洋環境中の必須栄養素であり,植物プランクトンは一般に同化作用中に付加的なエネルギーを必要とする硝酸塩よりもアンモニウムを好む。しかしながら,高濃度アンモニアは海洋生物に有毒なことから,沿岸環境中のアンモニウム濃度の正確な測定が必要とされている。ここに海水中のアンモニウムをほぼ実時間に高分解航行測定するための船上蛍光測定フローアナライザーを開発した。この蛍光測定法は,o-フタルジアルデヒド及び亜硫酸塩とアンモニウムの反応に基づくもので,ホルムアルデヒドを亜硫酸塩溶液に混合することで,高感度で安定した試薬液を得ることができ,またこのホルムアルデヒドの添加はアミンやアミノ酸のような干渉化学種を低減させた。応答は広い範囲にわたってアンモニウム濃度に関して線形であり,蒸留水で調製したアンモニウム標準を用いたときの検出限界は1.1nMであった。試料スループットは3600/hである。この方法を低濃度アンモニウムの測定に適用するにあたっては,アミノ酸のような妨害化学種の補正が必要であった。このシステムは真水及び海水試料に適用することができ,フロリダ沿海の廃水河口付近におけるアンモニウム分布のモニタリングに使用した。最も高いアンモニア濃度は河口中心に約10μMであった。
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分類 (2件):
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分析機器  ,  天然水の物理分析 

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