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J-GLOBAL ID：200902224231246069   整理番号：08A0872694

バック接点電極を持つ低コスト染料増感太陽電池に対する新しい方法

New Approach to Low-Cost Dye-Sensitized Solar Cells With Back Contact Electrodes

著者 (8件)： FUKE Nobuhiro (Sharp Corp., Nara, JPN) ,  FUKUI Atsushi (Sharp Corp., Nara, JPN) ,  KOMIYA Ryohichi (Sharp Corp., Nara, JPN) ,  ISLAM Ashraful (Sharp Corp., Nara, JPN) ,  CHIBA Yasuo (Sharp Corp., Nara, JPN) ,  YANAGIDA Masatoshi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  YAMANAKA Ryohsuke (Sharp Corp., Nara, JPN) ,  HAN Liyuan (Sharp Corp., Nara, JPN)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 20  号： 15  ページ： 4974-4979  発行年： 2008年08月12日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔質金属層を汎用の染料増感ナノ結晶太陽電池(DSC)に使われた透明導電性酸化物(TCO)電極の代わりにバック接点電極(BCE)に使用した低コストバック接点染料増感太陽電池(BCDSC)を構築することに成功した。其処で,BCEが細孔を通して効率的なI^-/I₃^-レドックス対輸送用の十分な細孔を有するだけでなく,効率的な電子収集用の低いシート抵抗もまた有している,ことを確認した。それ故,BCEの最適化がBCDSCの効率を改良するためのキィ因子であった。最後に,最適化されたBCDSCを加工し,それが8.4%の変換効率を示していた。電子寿命の検討から,ナノ結晶TiO₂膜の電子寿命がBCDSC中ではDSC中と略同じであり,それが効率的な電子収集にとって十分長かった。このTCO無しでの低コストで効率的なBCDSCは,実用化用に大いな可能性を有していた。

シソーラス用語： *多孔質金属 ,  *太陽電池 ,  *膜 ,  *電気接点 ,  電極 ,  原価低減 ,  細孔構造 ,  シート抵抗 ,  最適化 ,  効率 ,  ナノ結晶 ,  酸化チタン ,  可能性
準シソーラス用語： チタニア ,  実用化可能性 ,  *色素増感型太陽電池 ,  *多孔質膜 ,  変換効率

分類 (3件)： 電気接点  (NA05070V) ,  電池一般  (YB04010O) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： バック ,  染料 ,  増感 ,  太陽電池