地下式火薬庫の内部爆発による地表での吹き出し爆風圧

市野宏嘉; 大野友則; 蓮江和夫; 伊達新吾

文献

J-GLOBAL ID：200902224240176758 整理番号：09A0459513

地下式火薬庫の内部爆発による地表での吹き出し爆風圧

Experimental study on the effects of blast pressure resulting from the explosion in a subsurface magazine

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資料名：
巻： 70 号： 1-2 ページ： 38-42 発行年： 2009年04月30日
JST資料番号： F0476A ISSN： 1347-9466 CODEN： STEMCH 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

火薬,爆薬および火工品などを貯蔵する既存の火薬庫周辺が市街化することにより,貯蔵量で規定される所定の保安距離が確保できない事態になっている。そこで,必要とされる貯蔵量を維持しつつより爆発の影響が少ない火薬庫形式として,地下に建設する地下式火薬庫が考えられる。わが国では,これまで地下式火薬庫が建設された例がなく,火薬庫の建設技術や爆発事故による地表への影響に関する研究は見当たらない。そこで本研究では,地下式火薬庫の建設に資するための基礎的な段階として,コンクリートで作製した縮小模型地下式火薬庫内で爆薬を爆発させる実験を行い,その際に発生する吹き出し爆風圧の計測を行った。さらに,実規模の地下式火薬庫内部で爆発が発生した場合の吹き出し爆風圧を推定し,既往の研究による地上爆発における爆風圧との比較を行った。地下式火薬庫から吹き出した爆風圧は,地上爆発による爆風圧と比較して小さくなっていることがわかった。したがって,地下式火薬庫は爆風圧を大きく低減できると考えられる。(著者抄録)

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各種爆薬と推薬 , その他の災害,防災

引用文献 (7件)：

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SMITH, P. D. Blast and Ballistic Loading of Structures. 1994, 35
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