抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,人同士のコミュニケーションではなくWebを用いた,モノの閲覧や取捨選択といったコミュニケーションを着目した。身体部位の温度感受性は着衣の快・不快判定に関与する重要な情報である。このような人がある対象(モノ)と接触したとき取得できる対象に対する印象を左右する情報の中で,温度感覚は重要な役割を果たす。そこで,コンピュータ画面上に提示される情報に付加して,マウスを介して温感情報を呈示することでユーザに提示される情報を補完することを試みた。試作したマウスの仕様,料理の写真を対象としておこなった,温感情報付与による印象の変化を確認する実験について述べる。同一の料理画像に温感情報を付加した場合としない場合,提示された料理写真に対する印象評価は視覚情報だけよりも,よりおいしそうという印象に変わることがわかった。