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J-GLOBAL ID：200902224541418587   整理番号：08A1228412

ヒト皮膚線維芽細胞からのインシュリン分泌島様集団の生成

Generation of Insulin-secreting Islet-like Clusters from Human Skin Fibroblasts

著者 (6件)： TATEISHI Keisuke (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  HE Jin (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  TARANOVA Olena (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  LIANG Gaoyang (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  D’ALESSIO Ana C. (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  ZHANG Yi (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 46  ページ： 31601-31607  発行年： 2008年11月14日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖尿病患者に自らの細胞由来のインシュリン分泌細胞を移植することを目指して,ヒト皮膚細胞からiPS細胞を作成して分化を試みた。ヒト皮膚線維芽細胞(HFF1細胞)にOCT4,SOX2,c-MYC,KLF4をレトロウイルスで導入することでiPS細胞を作成し,血清除去しフィーダー細胞なしの条件で培養してインシュリンを分泌する島様の細胞塊(ILC)を得ることができた。ES細胞と同様に膵臓内胚葉を経ての分化だった。このILCはプロインシュリンの存在を示すCペプチド陽性細胞とグルカゴン陽性細胞を含むだけでなくグルコースで刺激するとCペプチドを放出してインシュリンを完成できた。したがって,患者の皮膚線維芽細胞からでも同様にすれば治療用のインシュリン分泌細胞を得られると推測された。

シソーラス用語： ヒト ,  線維芽細胞 ,  皮膚 ,  *培養細胞 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  c-myc遺伝子 ,  *幹細胞 ,  レトロウイルス科 ,  Langerhans島 ,  細胞 ,  C-ペプチド ,  糖尿病 ,  細胞移植 ,  ES細胞 ,  内胚葉 ,  アクチビン【ペプチド】 ,  タンパク質 ,  成長因子 ,  bFGF ,  IGF2 ,  細胞分泌 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  *iPS細胞 ,  *インスリン ,  自家移植
準シソーラス用語： *インシュリン ,  自己移植 ,  EGF【内皮成長因子】 ,  HFF細胞 ,  KLF4 ,  noggin ,  Sox2 ,  膵β細胞 ,  Oct-4

分類 (3件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  すい臓ホルモン  (EB08020H) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  皮膚線維芽細胞 ,  インシュリン分泌 ,  集団