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J-GLOBAL ID：200902224653358714   整理番号：09A1281154

臭化アルキルオキソ(メトキソ)ポルフィリナトアンチモンの水可溶化

Water-solubilization of alkyloxo(methoxo)porphyrinatoantimony bromides

著者 (4件)： MATSUMOTO Jin (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN) ,  TANIMURA Shin-ichiro (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN) ,  SHIRAGAMI Tsutomu (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN) ,  YASUDA Masahide (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 11  号： 42  ページ： 9766-9771  発行年： 2009年11月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水に可溶性のポルフィリンを開発するために,臭化アルキルオキソ(メトキソ)ポルフィリナトアンチモン(アルキル=へキシル(1a),デシル(1b),ドデシル(1c),テトラデシル(1d),オクタデシル(1e))を合成した。 これらの水への溶解度は1mmol dm^-3以上であった。吸収スペクトルのバンド幅および表面張力の濃度依存性から,1b-dは10mmol dm^-3以上の濃度で凝集体として存在していることがわかった。D₂O中でのNMR解析から,1のアルキルオキソリガンドは凝集体中で交互に並んでいることがわかった。水中での1の凝集体の直径は動的光散乱法から100nm程度であると決定された。長い軸性アルキルリガンドをもたないポルフィリナトアンチモン錯体類との比較から,長い軸性アルキルリガンドの存在が高い水溶性のための必要条件であることが示された。

シソーラス用語： *アンチモン錯体 ,  *水溶性 ,  溶解度 ,  *吸収スペクトル ,  *濃度依存性 ,  *凝集体 ,  動的光散乱 ,  *界面張力 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  架橋化合物 ,  リガンド
準シソーラス用語： *表面張力

分類 (3件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  多成分系の相平衡・状態図一般  (CB03014B)

物質索引 (1件)： テトラフェニルポルフィリン

タイトルに関連する用語 (3件)： 臭 ,  水 ,  可溶化