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J-GLOBAL ID:200902224987644602   整理番号:09A0719717

小麦新品種「ハナマンテン」について

A New Wheat Cultivar “Hanamanten”
著者 (14件):
資料名:
号: 50  ページ: 61-68  発行年: 2009年03月19日 
JST資料番号: S0590B  ISSN: 0389-9470  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「ハナマンテン」は,早生・穂発芽性難・良質硬質小麦を育種目標として,1996年に,「KS831957」に「西海179号」を交配し,得られた雑種第一代においてトウモロコシ法による半数体育種法により育成した超強力小麦品種である。小麦農林165号として農林登録され,長野県および埼玉県で奨励(認定)品種に採用された。この品種は,「シラネコムギ」に比較して次の様な特性がある。1.出穂期で5日,成熟期で4日程度早い“早生”である。2.稈長は同等,穂長はやや長く,穂数が多く,収量は同程度である。3.原麦粒の外観品質は同等である。4.耐倒伏性はやや劣り,耐凍上性は同等に強いが,耐寒性,耐雪性は劣る。5.穂発芽性は“難”で優れるが,赤かび病抵抗性は“弱”,うどんこ病抵抗性は“中”でやや劣る。6.粗蛋白質含量がやや高く,アミロース含量はやや低い。7.粉の色は明るさがやや低いが,赤みと黄色みは同等である。8.グルテンが強靭な超強力小麦で,中華めんのゆで延びがし難い。留意点は,越冬性が十分ではないので高冷地,多雪地への作付けは避ける。また,赤かび病に弱いので,防除基準に従い適期防除を徹底する。「ハナマンテン」の適地は関東北部・東山および南東北・北陸の少雪地帯である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種  ,  麦 
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