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J-GLOBAL ID:200902225040800496   整理番号:08A0990560

ニッケルフェライトナノ粒子クラスタにおける競合磁気相互作用 磁気相互作用の役割

Competing magnetic interactions in nickel ferrite nanoparticle clusters: Role of magnetic interactions
著者 (5件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 064317  発行年: 2008年09月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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異なったサイズのニッケル・フェライトナノ粒子の磁気的挙動をニッケル・フェライト粉末を300~900°Cの温度範囲でアニーリングすることにより調べた。透過型電子顕微鏡観測の結果,平均の粒子サイズはアニーリング温度を増大させると約8nmから120nmまで変化した。アニールした試料のX線回折パターンから単一の相が保持されていることが分かった。10kOeの磁界まで行ったヒステリシス測定は飽和傾向を示した。飽和磁化はアニーリング温度(粒子サイズ)とともに増大し,900°Cでアニールした粉末についてはバルクの値に近づく傾向にあった。5kOeで行ったゼロ磁界冷却及び磁界冷却測定の結果では,アニーリング温度700°Cまではブロッキング温度が150~330Kの範囲の超常磁性相が存在することが分かった。単一磁区磁性粒子アレイの相互作用モデルを用いた数値シミュレーションを行って,アニーリング温度による磁気挙動の変化を説明し,系の異方性を見積もった。この研究は観測された磁気的挙動は系の異方性の変化及び粒子サイズの増大に伴い短距離粒子間交換相互作用が長距離双極子相互作用よりも支配的になることで説明できることを示す。この相互作用プロフィルにおける変化はさらに異なった温度でアニール下試料に対するHenkelプロットによっても確認された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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酸化物結晶の磁性  ,  磁性材料 

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