文献

J-GLOBAL ID：200902225241781589   整理番号：08A0860264

日本画像学会と関連技術の歩み-インクジェット技術の進展と今後の展望-

Footstep and Future Prospect of Ink Jet Technology

著者 (1件)： 藤井雅彦 (富士ゼロックス株式会社)
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 47  号： 4  ページ： 241-250 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インクジェットの誕生につながる研究をはじめとし,インクジェットの研究,開発活動,および製品動向をまとめることでインクジェットの歴史を振り返った.また最近の技術動向から,今後のインクジェットの性能向上や応用などの進展について展望を述べた.現在のインクジェット技術は20世紀中ごろの発明当初に期待されていた性能,役割をほぼ満たしていると思われ,小型カラープリンタとしてその特徴は十二分に開花した.現在,インクジェットはその性能を一段と向上させ,マーキング技術としての新しい役割を担おうとしているだけでなく,デジタルファブリケーションなど,全く異なる用途への展開も図られようとしている.そこには高いハードルとこれまでにないアプローチの必要性が予想されるが,その先にはインクジェットが引き起こす大きなイノベーションが期待できる.(著者抄録)

シソーラス用語： *インクジェット印刷 ,  *技術進歩 ,  *技術展望 ,  ジェットプリンタ ,  マーキング ,  カラー画像 ,  印刷インク ,  駆動方式 ,  噴射 ,  画質 ,  用途開発 ,  学協会
準シソーラス用語： インクジェットプリンタ ,  オンデマンド方式 ,  高性能化

分類 (2件)： 入出力装置  (JC04050U) ,  印刷  (ZA05040A)

引用文献 (6件)：

• 1) 日本画像学会編,藤井雅彦編著:デジタルプリンタシリーズインクジェット,東京電機大学出版局 (2008年9月発刊予定).
• 2) 志村幸雄:誰が本当の発明者か,講談社 (2006), p. 52.
• 3) 藤井雅彦:インクジェット技術入門,技術情報協会 (2004), p. 3他.
• 4) 藤井雅彦:インクジェット技術入門,第63回日本画像学会技術講習会テキスト,111-125 (2007).
• 5) C. M. Christensen, 伊豆原弓訳:The Innovator's Dilemma(邦題:イノベーションのジレンマ),翔泳社 (2001).

タイトルに関連する用語 (4件)： 日本 ,  学会 ,  進展 ,  展望