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J-GLOBAL ID：200902225318324895   整理番号：09A0834985

第一原理による燃焼化学 燃焼化学の第一原理

First-Principle Approach to Combustion Chemistry-The First Principles of Combustion Chemistry

著者 (1件)： 三好明 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 51  号： 157  ページ： 175-181  発行年： 2009年08月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 燃焼現象を支配しているのはごく少数の基本法則=第一原理である。化学反応速度論を理解するための手法として,燃焼化学への「第一原理」についての幾つかの視点を紹介し,論じた。燃焼科学の多相構造をベースとする伝統的な量子化学手法を主に記述した。燃焼の化学反応速度論の将来の進展について,三つの不可欠な構成要素を論じた:1)不均一な/触媒燃焼,排出工程に関する触媒,その他を含む,燃焼化学の広く拡大した領域についての量子化学の方法の拡張,2)有機化学の知識及び理論的研究による精密化をベースとする燃焼化学の経験的手法の創設,及び,3)燃焼の巨大な機構についての一括化と縮減方法の開発,これは大きく成長すればするほどCFDの応用のみならず複雑な機構の本質をも抽出する。経験的規則の開発例を幾つかの反応タイプについて記述した。それらの反応は,エンジンノッキング問題と関連する炭化水素の低温酸化及びHCCI(予混合圧縮着火)のような新しい燃焼技術を支配する。

シソーラス用語： *第一原理 ,  *化学 ,  *量子化学 ,  *反応速度論 ,  機構 ,  縮小 ,  集中化 ,  酸化 ,  炭化水素 ,  自己着火 ,  ノッキング ,  ラジカル ,  ペルオキシド ,  低温酸化 ,  *燃焼化学 ,  燃焼機構 ,  均一予混合圧縮着火
準シソーラス用語： HCCI ,  縮減

分類 (1件)： 燃焼理論  (XE04020H)

物質索引 (1件)： ペルオキシラジカル

引用文献 (24件)：

• HOHENBERG, P. Phys. Rev. 1964, 136, B864-B871
• KOHN, W. Phys. Rev. 1965, 140, A1133-A1138
• CAR, R. Phys. Rev. Lett. 1985, 55, 2471-2474
• POREZAG, D. Phys. Rev. B. 1995, 51, 12947-12957
• SEIFERT, G. Int. J Quantum Chem. 1996, 58, 185-192

タイトルに関連する用語 (2件)： 第一原理 ,  燃焼化学