抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境保護に配慮した生分解性プラスチックの強度向上策である圧延加工の研究として,化学合成系に属するポリ乳酸樹脂(PLA)に対する,圧延加工の機械的特性に及ぼす影響を実験によって評価した。PLAに対して圧下率25~75%,圧延温度70~100%の範囲での圧延加工により試験片を作製し,引張試験,曲げ試験,X線回折試験,示差走査熱量測定を行った。以上の結果により,圧延方向の機械的性質は圧下率とともに増加し偏光顕微鏡写真から得られる配向度も増すことから,圧延によるPLAの機械的性質の変化は主に分子鎖の配向によることがわかった。