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J-GLOBAL ID：200902225462338655   整理番号：08A0230643

貴金属フリーな燃料電池陰極触媒の前駆体として用いられるヘモグロビンパイロポリマ

Hemoglobin Pyropolymer Used as a Precursor of a Noble-Metal-Free Fuel Cell Cathode Catalyst

著者 (5件)： MARUYAMA Jun (Osaka Municipal Technical Res. Inst., Osaka) ,  OKAMURA Junji (Nippon Shokubai Co., Ltd., Hyogo) ,  MIYAZAKI Kuninori (Nippon Shokubai Co., Ltd., Hyogo) ,  UCHIMOTO Yoshiharu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ABE Ikuo (Osaka Municipal Technical Res. Inst., Osaka)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 112  号： 7  ページ： 2784-2790  発行年： 2008年02月21日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘモグロビンの600°C以下での部分熱分解により,高分子と炭素質物質の間の中間的物質としての,ヘモグロビンパイロポリマを合成した。サーモグラビトメトリと示差熱分解によりパイロポリマ形成時の振る舞いを検出し,元素分析及び₁₃C核磁気共鳴よりその特性評価を行った。その結果パイロポリマは200°Cでその形成が始まる事が分かった。Arを含む10%CO₂気流中でヘモグロビンパイロポリマを熱処理する事により,高分子電解質燃料電池(PEFC)に対する貴金属フリー陰極触媒が形成された。触媒の活性度はパイロポリマの性質に依存する。芳香族炭素の増大と共に炭素マトリックスが形成される一方細孔の形成は抑制された。細孔形成が最大の時に触媒の活性度が最高となった。

シソーラス用語： *ヘモグロビン ,  前駆体 ,  *熱分解 ,  炭素13NMR ,  元素分析 ,  示差熱分析 ,  *電極触媒 ,  マトリックス【母体】 ,  細孔 ,  触媒活性 ,  *固体高分子形燃料電池

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 貴金属 ,  燃料電池 ,  陰極 ,  触媒 ,  前駆体