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J-GLOBAL ID：200902225493661080   整理番号：09A1086390

フリン,PC6およびPC7によるBMP4の部位特異的切断

Site-specific Cleavage of BMP4 by Furin, PC6, and PC7

著者 (2件)： NELSEN Sylvia M. (Oregon Health and Sci. Univ. School of Medicine, Oregon) ,  CHRISTIAN Jan L. (Oregon Health and Sci. Univ. School of Medicine, Oregon)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 40  ページ： 27157-27166  発行年： 2009年10月02日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨形成蛋白質(BMP)4の前駆体プロセシングによる活性化機構を明らかにするために,Xenopus卵母細胞あるいは胚におけるプロ蛋白質コンベルターゼ(PC)を同定した。各種PCを卵母細胞に導入してプロBMP4の切断を測定したところ,フリンおよびPC6がS1およびS2部位の双方の切断に寄与することが分かった。これらのPCをノックダウンあるいは選択的阻害剤α₁-PDXにより阻害すると,プロBMP4の切断も抑制された。また,α₁-PDXは胚におけるS1切断を阻害できなかったが,PC7も標的となるよう修飾したα₁-PDXはS1およびS2部位双方の切断が抑制した。pc7遺伝子の転写産物は初期原腸胚において発現しており,中期原腸胚以後は減少していた。また,PC7は転写後にポリアデニル化を受け,自己触媒的に活性化された。フリンとPC6および発生的に調節されたPC7がBMP前駆体の選択的な切断に寄与していると結論付けた。

シソーラス用語： アフリカツメガエル ,  卵母細胞 ,  セリンプロテイナーゼ ,  *ペプチド結合ヒドロラーゼ ,  *骨形成因子 ,  前駆体 ,  タンパク質プロセシング ,  原腸形成 ,  基質特異性
準シソーラス用語： BMP-4 ,  フリン ,  *プロ蛋白質コンベルターゼ ,  プロ蛋白質コンベルターゼ6 ,  プロ蛋白質コンベルターゼ7

分類 (1件)： サイトカイン  (EB08090G)

タイトルに関連する用語 (2件)： フリン ,  BMP4