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J-GLOBAL ID:200902225608469595   整理番号:08A1197572

高緯度北極圏氷河(スバールバル)のクリオコナイトホールにおけるウイルスのダイナミクス

Viral dynamics in cryoconite holes on a high Arctic glacier (Svalbard)
著者 (5件):
資料名:
巻: 112  号: G4  ページ: G04S31-G04S31-10  発行年: 2007年11月07日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ウイルスは,水界生態系の微生物群の中で,豊富でダイナミックな構成員である。本研究で筆者等は,第1にクリオコナイトホールの底質とその上部の水の,第2にスバールバルの2つの異なった氷河のウイルスの存在量を特徴付けた。ウイルス存在量は,温暖な海洋と陸水の生態系における平均より約10から100倍低かった。バクテリアに対するウイルス比(VBR)(水と氷の試料で平均>10,範囲0.7~74),および,ウイルスとバクテリアの存在量の間の強い正相関(r=0.93,p<0.01,N=57)は,ウイルスが氷河においてバクテリア生存,すなわち,生物地球化学的循環を制御する上においておそらく確実に重要な役割を果たすことを示す。氷河前端部の氷河消耗域か氷河前縁池の横断線に沿って採取された試料は,ウイルス存在量が,池の水温の上昇とより高い鉱物レベルによって恐らくもたらされた,より高いホストの供給量に対応して増加したことを示す。移植実験で,クリオコナイトホールのウイルスが,氷河前縁湖のバクテリア群と伴に培養された。移植実験からの結果は,クリオコナイトホールのウイルスが氷河前縁湖のバクテリアに感染し,その結果,様々な氷河生態系にわたる生物地球化学的循環に影響することができたことを示した。したがって,筆者等のデータは,クリオコナイトホールのウイルスが広範なバクテリア種に感染できるだろうことを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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微生物学・ウイルス学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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