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J-GLOBAL ID:200902225806812750   整理番号:08A1185665

屋内環境における半揮発性有機化合物

Semivolatile organic compounds in indoor environments
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号: 40  ページ: 9018-9040  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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半揮発性有機化合物(SVOCs)は屋内に遍在しもともとの発生源から屋内のすべての表面に再分布する。屋内に存在するそれらへの曝露は殺虫剤,可塑剤及び難燃剤を含むSVOCsの検出可能な人体蓄積につながる。本報文は批判的に屋内区画でのSVOCsの平衡分配を試験する。本報文は固定表面の有機物質と大気粒子への収着分配に関する動力学的制約について評価を行う。分析結果は,典型的な屋内の表面よりも粒子の平衡分配の方がより早く達成されることを示している。確かに強く収着するSVOCと厚い収着対象では平衡分配に達しない。殺虫剤の散布,母材からの可塑剤もしくは難燃剤の放出などの通常起こりうる状況での発生速度及び吸着除去速度と大気濃度を結びつける物理学及び科学を基盤にしたモデルを開発するために物質収支の考え方を用いた。計算結果は,初期発生源が除かれた後でも,多くのSVOCsは長い室内残留性を示すことを示唆する。もし除去機構が換気だけであった場合,中程度に収着性の化合物(Koa>1010)は数百~数千時間屋内に存在し続ける可能性がある,一方,強い収着性の化合物(Koa>1012)は数年間存在し続ける可能性がある。本報文は屋内のSVOCsに対する建物住人の曝露経路を探るために新たに開発した枠組み適用することで結論を得る。大気からヒトへの直接輸送の結果としてのSVOCsの蓄積は潜在的に大きいことが示され,ヒトの皮膚,毛髪及び衣服によるSVOC吸収の最大屋内大気処理速度は10~20m3/時間である。幅広いオクタノール-水分配係数のSVOCsについて大気-皮膚直接輸送の単純モデルによって計算したヒトの皮膚上の濃度は,手の皮膚のふき取り測定で得られた濃度と極めてよく一致した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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大気汚染一般  ,  健康被害  ,  固-気界面一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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