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J-GLOBAL ID:200902225819408339   整理番号:08A0240134

受精および発生活性化の制御におけるCa2+,下流蛋白質キナーゼ,そして振動シグナリングの役割

The roles of Ca2+, downstream protein kinases, and oscillatory signaling in regulating fertilization and the activation of development
著者 (3件):
資料名:
巻: 315  号:ページ: 257-279  発行年: 2008年03月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Developmental Biologyのいくつかの総説は,受精ですべて重要な細胞内カルシウム(Ca2+)シグナル[Miyazaki,S.et al.,1993a.Dev.Biol.158,62-78;Runft,L.et al.,2002.Dev.Biol.245,237-254]および多くの生物におけるCa2+の種々の一時的応答[Stricker,S.,1999.Dev.Biol.211,157-176]を発生する経路を取り上げている。これらの総説は,Ca2+がいかにして卵子活性化(EEA)事象を引き起こすかおよびこれらの一過性Ca2+応答がどの程度まで発生学的情報を発信するかを確定することの重要性を提起している。本総説は,これらのCa2+シグナルが特異的蛋白質によっていかに説明されるか,これらの蛋白質が発生開始に対して応答する種々のEEAをいかに制御するかを分析した最近の研究を取り上げた。これらの蛋白質の多くは蛋白質キナーゼ(CaMKII,PKC,MPE,MAPK,MLCK)であり,その活性はCa2+によって直接的あるいは間接的に制御され,その量は後期卵母細胞成熟時に増加する。著者らは,振動あるいは多Ca2+シグナルがいかに生化学的および/あるいは発生学的に特異的な利点を持つかの議論は勿論,Ca2+とEEA間のシグナリング経路を明らかにするための生化学的進歩を取り上げた。これらの新しい概念を歴史的背景から見ると,鍵的貢献は多くの生物に由来することがはっきりしてくる。Ca2+の入り組んだ相互依存性,Ca2+依存性蛋白質そしてEEAは未来の研究に多くの新しい疑問を提起し,その未来の研究は受精関連シグナルが発生に長期の関わりを持つその範囲に洞察を提供するであろう。さらに,これらの疑問に対する答えは,幹細胞を作り出し,絶滅種を救うための体細胞核移植のための卵子活性化プロトコールの改良は勿論,ヒトや動物のIVFのための卵子品質のパラメータを確立するのに有益なはずである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  細胞生理一般 

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