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J-GLOBAL ID:200902225899113431   整理番号:08A1075929

イチゴの果実発育中における痩果と花托の代謝ネットワークの再編成

Reconfiguration of the Achene and Receptacle Metabolic Networks during Strawberry Fruit Development
著者 (8件):
資料名:
巻: 148  号:ページ: 730-750  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イチゴの果実は単一の花序から形成され各一個の胚珠を持つ多くの子房の集合体から成り,外側に痩果が見られるその構造は,果実発育制御を研究するためのすぐれた植物種であると考えられている。GC-MS分析とLC-MS分析を組合せ,果実成熟中のイチゴ品種「Herut」の痩果と花托における一次代謝と二次代謝を分析した結果,これらの代謝が器官および発育の特異性を反映していることを見いだした。花托においては糖類とその誘導体類が増加したが,痩果では炭素と窒素に富む化合物のレベルの減少が特徴的であり,さらに花托においては二次代謝産物レベルのダイナミックな変動が見られ,痩果においても小さな変動が認められた。花托においてはプロアントシアニジン類およびフラボノール誘導体が主として発育の初期に認められ,アントシアニン類は成熟赤色期に豊富に存在したが,痩果においては発育の初期にエラジタンニン,後期にフラボノイド類が豊富であった。代謝は両器官の発育初期に調整されていたが,痩果においては代謝経路内および代謝経路間の高度な連結性が観察された。
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分類 (1件):
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物質の代謝 

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