抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
従来の人工衛星の軌道・姿勢制御用スラスタは,ニオブ系合金にシリコンコーティングした燃焼器を使用していた。しかし,耐熱性(耐熱温度1300°C程度),寿命及び取扱性に問題があり,また輸入品であるため入手性にも問題があった。そこで,燃焼器を国産のセラミックス(耐熱温度1500°C)とすることで,スラスタ性能向上,低コスト化,安定供給が期待できる。当社では,世界初のセラミックスラスタの実用化を目指し,認定試験を実施中であり,金星探査機(PLANET-C)搭載可能性のめどが得られつつある。本報では,認定試験の状況について報告するとともに,認定試験で使用している燃焼試験設備についても紹介する。(著者抄録)